9月4日(水)発売
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追想

残酷です。奥さんはレイプされ火炎放射器で焼き殺される。男は復讐の最中、奥さんのことを何度も想い出す。輝くように美しいロミー・シュナイダーが忘れられな

いまおかしんじ(映画監督)

ハワード・ザ・ダック
暗黒魔王の陰謀

ゴキゲンなノリの映画がポップなものとして受容され、娯楽のメインストリームを大手を振って歩いていたあの時代でありながら、ものには限度があったのだろうか。リー・トンプソンが歌うトーマス・ドルビーの主題歌、ジェフリー・ジョーンズが変身してフィル・ティペットのゴーモーションアニメでウネウネ動き回るラスボスの暗黒魔王!
映画を彩る要素が魅力的なのに全ての要素が全速力で間違えていて、当時でも頭を抱えてしまったにもかかわらず、憎めない、愛すべき一本です。あのおしゃべりなアヒルのMCU参入に備えて…ぜひ!

樋口真嗣(映画監督)

エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜

華奢な体には過酷すぎる人生と、神に愛された歌声。実在した不世出の歌姫を見事に演じきったマリオン・コティヤールは、アカデミー主演女優賞獲得。この怪演、いや快演は必見!

藤井ペイジ(飛石連休/お笑い芸人)

地獄愛

愛を求める女の底なし沼の嫉妬心。それを目の前にしてもなお、女から離れられない男という生き物の不思議!決して満たされることのない地獄の“純愛”。

とみだ嬢(とみだドール映画祭主宰)

愛人/ラマン

甘く切なく美しい。何度見ても心かきむしられる愛しい映画。その描写からそのメロディから愛を紡ぐ音が聴こえて来ては、甘美な恋に酔いしれてしまうのです。愛のエロス!

伊藤さとり(映画パーソナリティ)

ストリート・オブ・ファイヤー

ネオンが反射する濡れた地面、高架を軋ませながら走る車両、蜂起した市民たちが向けるライフルの銃口、燃え盛る炎の如き歌姫のドレス、そのどれもがカッコいいロックンロールの寓話!

松崎健夫(映画評論家)

愛人/ラマン

人種の壁や、貧困問題。たとえゴールのない関係でも報われるだけが愛の形ではないのだと気付かされました。想う事の強さや儚さ、涙がとても美しく描かれていて頭から離れません。

上野優華(シンガー)

<順不同・敬称略>