selection 1あらかじめ失われた恋人たちよ 10代のころこの映画こそ「青春」で、いつか自分もこんな旅に出ると思ってた。あれから40年、自分の中ではあいかわらずこの映画は「青春」で、まだいつかは旅に出たいと思ってる。 ーしりあがり寿(漫画家)
selection 2遠雷<HDニューマスター版> フィルムに真空パックされた石田えりのおっぱい! 瑞々しい蟹江敬三の狂気、どん詰まりジョニー大倉、むきだし永島敏行、グッとくる井上堯之の劇伴、もうたまらんよ! ー花くまゆうさく(漫画家&イラストレーター)
selection 3家族ゲーム<HDニューマスター版> これ以降、日本の映画は変わった。その後の日本の社会や家庭を、森田芳光は予見していた。80年代No. 1ホームドラマムービー。 ー樋口毅宏(作家)
selection 4ゲゲゲの女房 昭和の貧乏の極致を味わいながら、吹石一恵のそこはかとない色気を堪能。現代の風景もあえて大胆に入れ込んで、時折挟み込まれるアニメーションも懐かしい水木しげるの世界を活写。でも夫婦の変わらぬ愛の物語なんです。 ーキネマ旬報社 森岡真
selection 5原子力戦争 この時代の映画は 理不尽な社会に対して”映画で反発”していた 映画とはそう言うモノである と観るたびにビンタの様なメッセージを感じる 実際の福島第一原発でのゲリラ撮影シーンは必見 黒木監督と原田芳雄さんの魂の結晶 ー斎藤工(俳優)
selection 6さよなら渓谷 なんとも切ない、男と女の不幸で幸福な夫婦関係。 主演二人(大西信満と真木よう子)の“心ここにあらず”の表情が映画全体のトーン、二人の関係性のいびつさを物語っています。 観た後は“自分にとっての幸福ってなんだっけ”と自問自答したくなる、そんな映画です。 ーキネマ旬報社 中村亮
selection 7青春の殺人者<HDニューマスター版> これを見ないで死ぬのは文字通りの「青春の殺人」だ。 長谷川和彦監督のデビュー作にしてキネマ旬報ベスト10第一位に輝いた驚愕の一作。 40年前の水谷豊の狂騒を見よ! ー水道橋博士(浅草キッド/漫才師)
selection 8聖母観音大菩薩 佐々木守x若松孝二x原発xエロ。ありがたや、比丘尼さま。これ以上アナーキーな大人の寓話があるだろうか。そして、21世紀のこの世の中を敬三(ウタリ)や蓮司(過激派)はどう見ているのだろうか? ー三留まゆみ(イラストライター)
selection 9先生を流産させる会 週刊プレイボーイで映画評をやるようになってから5年になる。駄作と失敗作だらけの近年の邦画界で、絶対の自信を持って薦められるのはこの作品だけだ。 ー樋口毅宏(作家)
selection 10へんげ 「人類以外の世界の総意」として、化け物になっていく男。世界は我々を憎悪しているのだと、しみじみ泣けてきてしまう。同意せずにいられない。今のこの世を、誰が愛せようか。 ー真魚八重子(映画著述業)
selection 11もらとりあむタマ子 タマ子は映画というより、田舎のようなもの。仕事に疲れて、近所でぐうたらしてるお姉さんに会いたくなった時、ソフトを再生する。彼女は実家近くに住んでいた、年齢不詳のずっと変わらない憧れの人なのだ。 ー松江哲明(ドキュメンタリー監督)
selection 12もらとりあむタマ子 「少なくとも、今ではない」――主人公タマ子が逆ギレしながら放つこの一言を、あなたは本当に笑えるか…。やればできるけどやらないだけ、と思ってムダに日々を過ごしてる全ての人に観てほしい、山下敦弘監督による傑作。 ーDVD&ブルーレイでーた 西川 亮
selection 13もらとりあむタマ子 「いつやるの?今でしょ」って、そんなデキた人間ばかりじゃない。「少なくとも今ではない!」と言い切るタマ子の気持ちはすごくよくわかるなぁ。 タマ子頑張れ!自分も頑張る! 山下監督と前田敦子コンビが作り出す、とてもユルくてステキな映画です。 ーキネマ旬報社 平岡憲和
selection 14ミスター・ミセス・ミス・ロンリー そうして名作は再度、また再度輝く。 輝きを増して。この作品を見たのは20年ほど前です。 1980年の作品。色褪せず、その当時の魅力がフィルムに焼き付いている。 女優・原田美枝子さん。素晴らしい。特典のインタビューでもおっしゃられていることですが、 その本気の欲望、遊びに三國連太郎さんまでもがノっている。 まさに時代の先を行き過ぎた作品。 この感じ…。形式に頼らず己の感覚・嗅覚でノる。 僕もそうありたいと思います。 キングレコードさんのこのたびの英断に感謝いたします。 他の作品も素晴らしい作品ばかりです。 ー村上淳(俳優)
※タイトル順
selection 1あらかじめ失われた恋人たちよ
10代のころこの映画こそ「青春」で、いつか自分もこんな旅に出ると思ってた。あれから40年、自分の中ではあいかわらずこの映画は「青春」で、まだいつかは旅に出たいと思ってる。
ーしりあがり寿(漫画家)
selection 2遠雷<HDニューマスター版>
フィルムに真空パックされた石田えりのおっぱい!
瑞々しい蟹江敬三の狂気、どん詰まりジョニー大倉、むきだし永島敏行、グッとくる井上堯之の劇伴、もうたまらんよ!
ー花くまゆうさく(漫画家&イラストレーター)
selection 3家族ゲーム<HDニューマスター版>
これ以降、日本の映画は変わった。その後の日本の社会や家庭を、森田芳光は予見していた。80年代No. 1ホームドラマムービー。
ー樋口毅宏(作家)
selection 4ゲゲゲの女房
昭和の貧乏の極致を味わいながら、吹石一恵のそこはかとない色気を堪能。現代の風景もあえて大胆に入れ込んで、時折挟み込まれるアニメーションも懐かしい水木しげるの世界を活写。でも夫婦の変わらぬ愛の物語なんです。
ーキネマ旬報社 森岡真
selection 5原子力戦争
この時代の映画は
理不尽な社会に対して”映画で反発”していた
映画とはそう言うモノである
と観るたびにビンタの様なメッセージを感じる
実際の福島第一原発でのゲリラ撮影シーンは必見
黒木監督と原田芳雄さんの魂の結晶
ー斎藤工(俳優)
selection 6さよなら渓谷
なんとも切ない、男と女の不幸で幸福な夫婦関係。
主演二人(大西信満と真木よう子)の“心ここにあらず”の表情が映画全体のトーン、二人の関係性のいびつさを物語っています。
観た後は“自分にとっての幸福ってなんだっけ”と自問自答したくなる、そんな映画です。
ーキネマ旬報社 中村亮
selection 7青春の殺人者<HDニューマスター版>
これを見ないで死ぬのは文字通りの「青春の殺人」だ。
長谷川和彦監督のデビュー作にしてキネマ旬報ベスト10第一位に輝いた驚愕の一作。
40年前の水谷豊の狂騒を見よ!
ー水道橋博士(浅草キッド/漫才師)
selection 8聖母観音大菩薩
佐々木守x若松孝二x原発xエロ。ありがたや、比丘尼さま。これ以上アナーキーな大人の寓話があるだろうか。そして、21世紀のこの世の中を敬三(ウタリ)や蓮司(過激派)はどう見ているのだろうか?
ー三留まゆみ(イラストライター)
selection 9先生を流産させる会
週刊プレイボーイで映画評をやるようになってから5年になる。駄作と失敗作だらけの近年の邦画界で、絶対の自信を持って薦められるのはこの作品だけだ。
ー樋口毅宏(作家)
selection 10へんげ
「人類以外の世界の総意」として、化け物になっていく男。世界は我々を憎悪しているのだと、しみじみ泣けてきてしまう。同意せずにいられない。今のこの世を、誰が愛せようか。
ー真魚八重子(映画著述業)
selection 11もらとりあむタマ子
タマ子は映画というより、田舎のようなもの。仕事に疲れて、近所でぐうたらしてるお姉さんに会いたくなった時、ソフトを再生する。彼女は実家近くに住んでいた、年齢不詳のずっと変わらない憧れの人なのだ。
ー松江哲明(ドキュメンタリー監督)
selection 12もらとりあむタマ子
「少なくとも、今ではない」――主人公タマ子が逆ギレしながら放つこの一言を、あなたは本当に笑えるか…。やればできるけどやらないだけ、と思ってムダに日々を過ごしてる全ての人に観てほしい、山下敦弘監督による傑作。
ーDVD&ブルーレイでーた 西川 亮
selection 13もらとりあむタマ子
「いつやるの?今でしょ」って、そんなデキた人間ばかりじゃない。「少なくとも今ではない!」と言い切るタマ子の気持ちはすごくよくわかるなぁ。
タマ子頑張れ!自分も頑張る!
山下監督と前田敦子コンビが作り出す、とてもユルくてステキな映画です。
ーキネマ旬報社 平岡憲和
selection 14ミスター・ミセス・ミス・ロンリー
そうして名作は再度、また再度輝く。
輝きを増して。この作品を見たのは20年ほど前です。
1980年の作品。色褪せず、その当時の魅力がフィルムに焼き付いている。
女優・原田美枝子さん。素晴らしい。特典のインタビューでもおっしゃられていることですが、
その本気の欲望、遊びに三國連太郎さんまでもがノっている。
まさに時代の先を行き過ぎた作品。
この感じ…。形式に頼らず己の感覚・嗅覚でノる。
僕もそうありたいと思います。
キングレコードさんのこのたびの英断に感謝いたします。
他の作品も素晴らしい作品ばかりです。
ー村上淳(俳優)